相続に関する相談事例

四日市の方より相続のことで相談

2022年11月02日

Q:司法書士の先生に相続のことで教えていただきたいです。不動産の相続で名義変更の仕方がわかりません。(四日市)

数週間前に四日市の実家の母が亡くなりました。父は5年前に亡くなっており、相続人は長女である自分と妹、弟の3人です。妹は四日市に住んでいますが、私と弟はそれぞれ地元の四日市を出ています。先日の休みに遺品整理をするために兄弟姉妹で集まったときに、相続の話になりました。そもそも両親は、四日市に複数の不動産を持っていましたが、父が亡くなったときに、すべての不動産の名義を父から母にしていたのを記憶しています。しかし、その時は実際に自分たちは関わっていなかったですし、まさかこんなに早く母が亡くなるとも思っていなかったので、困惑しています。不動産の相続について全くの無知なので、手続きについて教えていただきたいと思います。手続きをするにあたって、何をすればよいのでしょうか。(四日市)

A:不動産の相続について、名義変更の手続きについてお伝えします。

三重相続遺言サポートセンターお問い合わせいただきありがとうございます。

不動産の相続における名義変更について、手続きの進め方をお伝えします。

被相続人(お母様)が生前に遺言書をのこしていなければ、相続人全員で遺産の分配方法を決めるための遺産分割協議を行い、遺産分割協議書を作成します。遺産分割協議書は、誰にどの財産を分配するのか等、遺産分割協議で話し合った内容を落とし込み、文書にまとめたものです。また、遺産分割協議書には、相続人全員で実印による捺印・署名をして印鑑証明書を添付してください。遺産分割協議書が完成したら、名義変更の際に必要な以下の書類を揃え法務局に提出します。

 1)被相続人の生まれたときから亡くなるまでの連続した戸籍謄本

 2)被相続人の除票および相続する全員の住民票

 3)法定相続人全員の戸籍謄本

 4)相続関係説明図

 5)登記申請書を作成

不動産の名義変更手続きをおこなうことで所有権移転の登記がされ、相続した不動産の売却や、第三者に対して立場の主張もすることができるようになります。そのため、すぐ売却する場合でも必ず名義変更手続きを行ってください。

不動産の名義変更の手続きはご自身でおこなうこともできますが、揃える書類も複数あり時間を要する作業となります。相続手続きは生きている間に何度もおこなうことではないため、困惑され、専門家に相談される方は多くいらっしゃるのが現状です。ご自身での手続きに不安のある方は、相続の専門家に相談されることをおすすめします。

三重相続遺言サポートセンターは、相続手続きの専門家として、四日市エリアの皆様をはじめ、四日市周辺の皆様から多くのご相談、ご依頼をいただいております。
三重相続遺言サポートセンター
では、ご依頼いただいた皆様の相続手続きについて、四日市の地域事情に詳しい司法書士が親身になってサポートさせていただきます。まずは三重相続遺言サポートセンターの初回無料相談をご利用のうえ、お気軽にご相談ください。三重相続遺言サポートセンターのスタッフ一同、四日市の皆様、ならびに四日市で相続手続きができる事務所をお探しの皆様からのご連絡を心よりお待ち申し上げます。

 

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