相続に関する相談事例

テーマ | 三重相続遺言サポートセンター|鈴鹿 - Part 6

鈴鹿の方より遺言書のご相談

2020年09月04日

Q:司法書士の先生にお伺いします。直筆の遺言書を発見したらどうすればよいですか?(鈴鹿)

先週、鈴鹿に住んでいた父が亡くなりました。遺品整理をするために鈴鹿の実家に行ったところ、父が直筆で書いた遺言書を見つけました。知り合いに、遺言書は勝手に開封してはいけないと聞いたことがあるので、まだ中身を確認していません。開封をするには、どのような手続きが必要でしょうか。遺言書を発見した場合に、どのような対応をすればよいか分からないため、教えていただけますでしょうか。(鈴鹿)

A:自筆の遺言書は、家庭裁判所で検認をしなければ開封できません。

ご相談者様のおっしゃる通り、自筆証書遺言という手書きで残された遺言書は、勝手に開封することはできません。もしも、何の手続きもせずに遺言書を開封してしまった場合は、5万円以下の過料に処すると民法で定められています。

自筆証書遺言を開封する場合は、検認の手続きを家庭裁判所で行わなければなりません。申立人以外の相続人が揃わなくても検認手続きは行われます。しかし検認を行わないと、基本的に遺言書に沿って不動産の名義変更などの各種手続きは行うことができません。

検認を行うことで、相続人がその存在と内容を確認します。また、家庭裁判所においてその遺言書の形状や訂正などの検認の日における内容を明確にし、偽装などを防止ができます。※2020年7月より法務局で自筆証書遺言書の保管を行えるようになりましたので、法務局で自筆証書遺言を保管していた場合、家庭裁判所での検認の手続きは不要となります。

遺言書の検認手続きには、家庭裁判所に戸籍などの書類を提出しなくてはならないため、戸籍収集が必要です。遺言書の検認が終わったら、検認済証明書がついた遺言書をもとに相続手続きを進めます。遺言書がある相続の場合は、法律で決められていることよりも遺言書に記載されていることが優先されます。なお、遺言書の内容が一部の相続人の遺留分を侵害する場合は、その一部の相続人は遺留分侵害額を請求することができます。

遺言書の内容については、それぞれ家庭のご事情や家族構成がありますので、ご相談者様にあった遺言書作成をサポートさせていただきます。三重相続遺言サポートセンターでは、鈴鹿にお住まいの方々の生前対策を幅広くお手伝いいたします。遺言書のお手伝いから遺言執行者まで幅広くサポートをさせていただきます。鈴鹿にお住まいの方で、なにか相続や遺言書でお困り事やお悩み事がありましたら、お気軽にご相談下さい。

四日市の方より相続のご相談

2020年08月08日

Q:司法書士の先生にお尋ねします。相続手続きをするにあたり、認知症の親族がいて手続きが進まず困っています。(四日市)

私は四日市に住んでいる50代の主婦です。近所の実家で母と一緒に暮らしていた父が先日病気で亡くなりました。葬儀については四日市にある葬儀場で済ませました。母は去年から認知症を患っており、残された私と妹で母の面倒を見ながら葬儀に関する手続きをしました。遺産相続手続きについても手続きを進めないといけないので、まず相続人を調べたところ、私、母、妹の3人であることが分かり、現在は父の相続財産について調べ終えたところです。父には四日市にあるマンションの一室と現金1000万円ほどの遺産がありました。そろそろ相続についての手続きを始めたいのですが、母の認知症の症状は重く、署名や押印ですらできない状態です。このままでは相続手続きが進まないのではないかと困っています。相続人の中に認知症の者がいる場合、どのように相続手続きを進めれば良いのでしょうか。(四日市)

A:家庭裁判所にて成年後見人を選任してもらい、相続手続きを進める方法があります。

相続人の中に認知症など、正確な判断が出来かねる方がいらっしゃる場合は法定後見制度を利用する方法があります。相続手続きはたとえご家族の方であったとしても正当な代理権もなく認知症の方に代わって署名や押印をする等の行為は違法となります。

認知症、精神障害、知的障害、事故等による脳障害等で判断能力が十分ではない方を保護するための制度を成年後見制度と言います。認知症等により正確な判断能力に欠けるとみなされると、遺産分割をすることができません。その際は「成年後見人」という代理人を選任してもらい、その成年後見人に遺産分割を代理してもらいます。成年後見人は認知症の方に変わって遺産分割を成立させることができます。

成年後見人は家庭裁判所に申立てをすることで、家庭裁判所が妥当と思われる人物を選任します。

【成年後見人となれない者】​

  • 未成年者
  • 家庭裁判所で解任された法定代理人、保佐人、補助人
  • 破産者
  • 本人に対して訴訟をしている人、した人、その配偶者、その直系血族
  • 行方不明者

成年後見人には、親族、第三者である専門家がなることがあります。また、複数人選任される場合もあります。

一旦、成年後見人が選任されると、遺産分割協議後も法定後見制度の利用が継続します。その後のお母様の生活にも関わってくることになりますので本当に必要かどうかきちんと判断して法定後見制度を活用しましょう。

相続人の中に、認知症や障がいなどによって判断能力の乏しい方がいらっしゃる場合は、手続きなどが複雑になることもありますので相続に特化した専門家へ相談されることをお勧めします。

三重相続遺言サポートセンターでは専門家による無料相談を実施しています。四日市で相続に関するお困り事がある方はどうぞお気軽にお問い合わせください。相続のお悩み、相続手続きなど四日市の地域事情に詳しい各分野の専門家が連携してサポート致します。四日市周辺にお住いの皆さま、相続が開始したらまずはお気軽にご相談ください。

鈴鹿の方より不動産相続についてのご相談

2020年07月13日

Q:父の不動産を相続しました。司法書士の先生に名義変更の手続きについて教えていただきたいです。(鈴鹿)

先日鈴鹿の実家に住む父が亡くなりました。父の相続財産には、鈴鹿に実家の他、いくつか所有する土地があります。相続人は長男である私と弟ですが、弟は県外に住んでいるため、鈴鹿に居住している私が不動産を相続することになりました。しかし、相続の経験があるわけでもないので、どのように父の名義を私の名義に変えればよいのか何もわからない状態です。法務局で名義変更の手続きが必要なことだけは分かりましたが、どのような流れで進める必要があるのか、どのような書類が必要なのか等を教えていただければと思います。(鈴鹿)

 

A:相続手続きにおける不動産の名義変更の流れについてお答えさせていただきます。

相続した不動産の名義変更手続きについての流れをご説明させていただきます。まず、相続人全員で遺産分割をどのようにするかを協議します。相続人のうち誰がどの財産を相続するかが話し合いの中で確定したとしても、この後『相続手続き』が必要になってきます。

不動産における相続手続きで必要になるのが、『名義変更の手続き(所有権移転登記)』となります。この名義変更手続きを行い、ご相談者様の名義にすることによって、第三者に対する主張(対抗)ができることになります。また、相続を受けた方が、その後売却するから、という場合でも必ず名義変更を行う必要があります。

 

【名義変更手続きの流れ】

①相続人全員で遺産分割の話し合いを行います。その結果、不動産について分割の内容が決まったのちに、遺産分割協議書を作成し、相続人全員が署名と実印での押印をします。

②名義変更申請の際に添付する書類を揃えます。

  • 法定相続人全員の戸籍謄本
  • 被相続人の出生から死亡までの連続した戸籍謄本等
  • 住民票(被相続人の除票および相続する人の分)
  • 名義変更する不動産の固定資産評価証明書
  • 相続関係説明図…など

これに、①で作成した遺産分割協議書と相続人各自の印鑑登録証明書が必要になります。

③登記申請書を作成する。

④名義変更の申請に必要な書類を法務局に提出する。

 

上記の流れに従い準備することで、ご自身で名義変更手続きの申請をすることが可能です。しかし、書類の収集や作成は一般の方には中々煩雑なものとなりますので、専門家にサポートをしてもらい、スムーズ進めてもらうのも一つの方法かと思います。例えば、遺産分割協議の進め方もよくわからないですとか、相続人の中に連絡を取ったこともない方がいて何処にいるかもわからない、未成年者がいる等、専門的な知識が必要になってくるケースもあります。人生の中で相続は何度も経験することではありませんので、ご不安に思うことは当然のことです。そんな中で必要書類を用意する等のお時間がかかる作業もありますので、ご自身の時間を中々取れずに進められない方や、登記申請書の作成から法務局への申請などの中で不安を感じる方は、是非相続に精通している専門家にご相談されることをお勧めします。

 

三重相続遺言サポートセンターでは、相続においての名義変更を多数取り扱っております。また、初回のご相談を無料で行わせていただいておりますので、相続でのご不安事がございましたら、お気軽にご連絡をいただければと思います。鈴鹿にお住いの皆様のご不安を一緒に無くしていけるよう誠心誠意サポートさせていただきます。

四日市の方より遺言書についてのご相談

2020年06月11日

Q:遺言書に書かれていない財産を発見したのですが、どうすればいいですか。(四日市)

四日市在住の者です。先月、父が亡くなり、相続が発生しました。実家の片づけをしている際に、遺言書が発見されました。知人から、遺言書は勝手に開けてはいけないと聞いていたため、裁判所で検認をしてもらい開封しました。遺言書に記載されている通りに手続きを行っていたのですが、遺言書に記載されてない遺産があることが分かりました。父は亡くなる前に、四日市にマンションを購入していたようです。遺言書の作成後に購入をしたようで、そのマンションについて書き加えるのを忘れたようです。このように、遺言書に書かれていない財産があった場合、どのように手続きをすればよいでしょうか。(四日市)

A:遺言書に書かれていない相続財産がある場合、遺産分割協議書を作成しましょう。

まずは、お父様が遺された遺言書をもう一度ご確認ください。相続財産を把握しきれず、「記載のない財産の扱いの仕方」について遺言書に書かれる方もいらっしゃいます。そのような項目が、お父様の作成された遺言書の中にないか確認することをおすすめします。もしも、そのような「遺言書に記載のない遺産の相続方法」が記載されている場合は、その記載内容に従って相続をします。

特に記載がない場合につきましては、記載がなかった財産について、相続人全員で「遺産分割協議」を行います。遺産分割協議とは、相続人全員で遺産分割についての話し合いを行うことを言います。遺産分割協議を行った後は、「遺産分割協議書」を作成しましょう。内容を確認後、相続人全員に署名、実印で押印してもらい印鑑登録証明書を準備します。遺産分割協議書は手書きでもパソコンでも作成でき、形式や書式、用紙についても規定がありません。その後は、「遺産分割協議書」に従い相続手続きを進めます。また、不動産の登記変更の際にも、必要になりますので、必ず作成しましょう。

相続手続きを初めて行う方は多く、分からないことも多いと思います。遺言書の作成は、相続においてとても大切な生前対策のひとつです。法律上無効となる遺言書を作成しても全く効力を持たないものとなってしまいますので、作成する際には、専門家に相談することをおすすめいたします。

 

三重相続遺言サポートセンターでは、遺言書についてのお悩みごとなどのご相談実績が多数あります。少しでも気になったことがあれば、安心してご相談ください。無料相談もお受けしておりますので、四日市にお住まいの皆様のご連絡お待ちしております。

鈴鹿の方より遺言書のご相談

2020年05月01日

Q:相続人が私の遺言書を尊重してくれるかどうか心配です。(鈴鹿)

鈴鹿に住んでおります70代の主婦です。夫は3年前に亡くなり、子供たちは成人し地元の鈴鹿を離れ、それぞれ家庭を持っていますので、今はひとり暮らしです。主人の相続手続きの時、何かと大変でしたので、自分が元気で意識がしっかりしているうちに遺言書を作っておこうと思いました。しかし、子供同士は過去のすれ違いの事情により何かと衝突しがちで、お互いの連絡先も交換していないような関係です。親の言うことを素直に聞くような年齢でもないため、私の遺言書の内容にどちらかが不満を感じた場合、揉めてしまい、素直に応じるかどうか心配です。子供のために、何か良い策があれば教えてください。(鈴鹿)

A:遺言書で遺言執行者を指定しておくことをおすすめいたします。

ご相談者様のように、残された家族のために遺言書を作成する方が多くいらっしゃいます。遺言書を作成した方にとって、争う事なく円満に相続してほしいというのが共通の願いだと思います。しかし、実際に自分の決めた遺言の内容に相続人が従うかどうか、ご自身では確かめようがありません。

基本的に遺言書のある相続は、遺言書の通りの相続方法に従うこととなります。しかし、遺言書の内容に遺贈や遺留分の侵害があるケースでは、相続人が全員納得して遺言書に従うのは難しいと考えられます。そのような場合には、遺言書で遺言執行者を指定しておくことをおすすめいたします。遺言執行者の職務は、遺言書の内容に沿って忠実に手続きを行うことなので確実に実行されます。

遺言執行者は、未成年者や破産者はなれませんが、その他の人であれば誰でも就任可能です。遺言執行者には就任義務はありませんので、指定された人が必ず執行者になるとは限らないため、遺言執行者を依頼する人とは事前にきちんと話し合いをしておく必要があります。遺言執行者には法人なども指定できるため、遺言書を確実に実行する為には、司法書士や弁護士といった専門家を指定することをおすすめしております。

 

三重相続サポートセンターでは、遺言書作成のサポートも随時行っております。鈴鹿の相続手続きの経験が豊富な専門家が遺言執行も担当させて頂きます。鈴鹿で遺言書作成から実行まで安心して任せたいというご相談は当相談室にお任せ下さい。最後まで責任を持って担当をさせて頂きます。まずは無料相談よりお問合せ下さい。

四日市の方より不動産相続についてのご相談

2020年04月06日

Q:遠方に相続する不動産が複数あります。不動産相続手続きはどこに頼めばよいのでしょうか?(四日市)

先月父がなくなり、姉妹で話し合いをし、四日市の実家に一番近くに住んでいる私が父の土地を相続することになりました。四日市の実家の他に、父の実家の福島にも父名義の土地があることがわかりました。不動産相続の手続きは各地域の法務局で行う必要があると聞きましたが、遠方の土地の不動産相続手続きも四日市の法務局でお願いできるのでしょうか。(四日市)
 

A  不動産相続手続きは、不動産の所在地を管轄する法務局で行う必要がありますが、実際に行かなくても手続きする方法がございます。

ご相談者様のおっしゃるとおり、不動産相続の手続きはその不動産の所在地を管轄する各法務局(支局・出張所)で相続登記申請をしなければいけません。不動産が複数あれば、不動産の所在地ごとに法務局を確認して手続きを行う必要があります。四日市と福島の2県にあるとのことですので、まずは所在地の市町村ごとに法務局を確認していきましょう。不動産の管轄は法務省のホームページに掲載されています。
不動産相続手続きの申請方法として、①窓口申請、②郵送申請、③オンライン申請がございます。
①は、実際に法務局へ出向いて窓口にて申請する方法です。この方法は平日に各法務局へ行かなければなりません。
②は申請書を作成し、郵送で送付する方法です。不動産が遠方の場合には旅費の代わりに郵送代のみで済みますので、経費も時間も節約することができます。郵送で申請することのデメリットとしては、申請内容にミスがあった場合、窓口受理の段階で指摘されるミスに対応することができないので時間と労力が倍以上かかってしまう可能性があるということです。不動産の登記申請は申請書の書き方など厳密なルール多くあります。1つでもミスがあると申請者自身で修正をしなければなりませんので、各法務局とのやりとりが何度も必要になったり、申請自体をやり直さなければいけなかったりと、負担が大きくなってしまうかもしれません。送付先に到着ミスが合ってはいけませんので必ず簡易書留以上の方法により送付をし、返送も郵送で受領されることになるかと返信用封筒を同封しておくと良いでしょう。
続いて、③はパソコンを使用しオンライン上で申請をする方法です。日本全国の法務局がオンライン申請に対応していますので、どんなに遠方な不動産であっても費用や所要時間の差はほぼありません。御利用のパソコンに「申請用総合ソフト」をインストールして,登記申請書を作成し,その情報を管轄の法務局に送信します。
相続登記は多くの方にとって初めて経験することですので、ミスがないように専門家に相談するということも選択肢の一つとしてご検討されてもよろしいのではないでしょうか。
三重 相続遺言サポートセンターは不動産相続手続きのオンライン申請に対応している事務所です。不動産相続の手続きは難易度が少し高いため、法務局への登記申請部分だけを依頼されるお客様も中にはいらっしゃいます。毎日の生活がある中で相続手続きを進めていなければなりませんので、ご相続人様の負担が最小限になるよう、できる限りサポートさせて頂いております。四日市近郊にお住まいでお困りの方は、お気軽にご相談ください。

四日市の方より相続のご相談

2020年03月02日

Q:不動産を相続しました。名義変更の仕方を教えて下さい。(四日市)

四日市在住の60代の会社員です。先月、四日市の実家に住む父親が四日市市内の病院で亡くなりました。相続人は子供である私と弟の二人です。四日市の葬儀場で葬儀を行い、ひと段落したところです。今後は相続に関する手続きに着手しなければならないと思いつつも、何から手を付けたらいいのか困っていたところ、友人からまずは専門家に相談したらいいと勧められました。相続財産は、預貯金と四日市にある父名義の不動産ですが、弟が現金を、私が不動産を相続する予定です。私も弟も日頃仕事をしていますので、面倒な手続きはすぐに終わらせたいのですが、父名義の不動産を自分名義に変更するための手続きなどを教えて頂きたく、まずは流れを知りたいと思います。(四日市)

A:相続財産である不動産の名義変更手続きの流れをご説明します。

相続人全員による遺産分割協議がまとまり、それぞれが取得する財産が明確になってもまだ相続手続きは完了してはいません。お父様名義となっている不動産の名義をご相談者様に変更するための不動産の名義変更手続き(所有権移転の登記)を行います。相続した後すぐ売却する予定だとしても、まずは名義変更手続きを行わなければなりません。

ここからは不動産相続の名義変更手続きの大まかな流れをご説明いたします。           

【名義変更手続きの流れ】

①相続人全員による遺産分割協議を行う。相続した不動産の分割方法の決定後、相続人全員で署名と実印で押印をした遺産分割協議書を完成させます。

②名義変更申請に添付する書類を揃える

  • 法定相続人全員の戸籍謄本
  • 被相続人の出生から死亡までの連続した戸籍謄本等
  • 住民票(被相続人の除票および相続人)
  • 名義変更する不動産の固定資産評価証明書
  • 相続関係説明図等

③登記申請書を作成

④名義変更の申請の必要書類を法務局に提出

上記の流れを参考に、ご自身で名義変更の申請手続きをすることは出来ますが、必要な添付書類を集めるためのお時間を取られますので、時間に制限のある方や登記申請書の作成、法務局での手続きなど、ご自身で申請することに不安がある方はぜひとも相続の専門家にご相談されると良いでしょう。

三重相続遺言サポートセンターでは専門家による無料相談を実施しています。四日市で相続に関するお困り事がある方はどうぞお気軽にお問い合わせください。相続のお悩み、相続手続きなど四日市の地域事情に詳しい各分野の専門家が連携してサポート致します。四日市周辺にお住いの皆さま、相続が開始したらまずはお気軽にご相談ください。

鈴鹿の方より相続についてのご相談

2020年02月07日

Q:夫の借金を、相続財産から返済したい(鈴鹿)

鈴鹿在住の主婦です。先月夫が鈴鹿市内の病院で亡くなりました。亡くなった夫と私には二人の子どもがおります。先日、鈴鹿市内の葬儀場で葬儀を済ませ、戸籍調査も終えました。相続人は私と二人の子供たちと確定し、遺産分割について考えようと思っていたところ、夫に鈴鹿に住む夫の友人から数百万円の借金があったことが分かり、困惑しております。夫の遺産は数百万円しかなく、家も借家です。私や子ども達に財産はなく、子供たちに借金を残すつもりはありませんが、夫の友人にはこれ以上迷惑をかけたくはなく、どうにかして返済したいと思っています。(鈴鹿)

A:「限定承認」という、相続によって得た財産の限度でのみ被相続人の借金を返済する方法があります。

「限定承認」の手続きをとれば、相続によって得た財産の限度でのみ被相続人の借金を返済することが可能です。ただし、手続きには期限があります。相続人は、被相続人が亡くなり、自己のために相続の開始があったことを知った時から3ヶ月が経過してしまうと「単純承認」したとみなされ、マイナスの財産も含めてすべてを引き継ぐことになります。単純承認してしまうと、相続財産の範囲内で被相続人の借金を返済できなかった場合、相続人自身の財産から残金を返済しなければならなくなります。

自己のために相続の開始があったことを知った時から3ヶ月以内(通常はご主人がなくなった時)に「限定承認」の手続きを行うことが出来れば、相続によって得た財産の限度でのみ被相続人の借金を返済することが可能になります。限定承認の手続きは、相続人が複数名いる際は、全員が共同して行います。また、手続き先は被相続人の最後の住所地を管轄する家庭裁判所になります。必ず期限内に手続きをするようにしましょう。

ご相談者様が限定承認をされる場合、相続人はご相談者様とお子様2人になりますので、お三方が共同し納得の上、期限内にご自宅を管轄する家庭裁判所へ申述の手続きをします。手続きや相続放棄自体に不安がある場合、または期限内に確実に限定承認するためには、相続に詳しい専門家に相談してサポート受けると良いでしょう。

三重相続遺言サポートセンターは、日頃鈴鹿の皆さまから相続遺言のご相談を多く承っております。鈴鹿の皆さまの、相続遺言のお困りごとに対し、お客様が安心してご相談頂ける環境を整えており、鈴鹿の皆様のお役にたてるよう、丁寧に対応をさせて頂いております。相続遺言についてお困り事がありましたら、ぜひ三重相続遺言サポートセンターの無料相談をご利用下さい。スタッフ一同、鈴鹿の皆様のお問い合わせを心よりお待ち申し上げております。

四日市の方より相続についてのご相談

2020年01月16日

Q義理の父が所有していた土地があることが分かりました。私は相続人ですか?(四日市)

先日、四日市で親戚が集まり、10年前に亡くなった義理の父が所有していた土地が四日市にあることが判明し、さらに名義変更が行われていないという話がありました。義理の父の相続が起こった際、義理の父には財産がないと思われていたので、遺産分割協議などもせずにいました。

当時、義理の父の相続人は、義理の母と、私の夫と夫の妹の3人でした。しかし、私の夫は3年前に他界しました。私と夫との間には子どもが2人います。この場合、義理の父が所有していた土地の相続に、私や子ども2人は関係しますか?(四日市)

 

Aご相談者様、ご子息共に遺産分割協議に参加し相続財産を引き継ぐ権利があります。

今回のケースでは、10年前に亡くなられた義理のお父様の相続のご相談になりますが、遺産分割および名義変更を行っていなかった四日市の土地について誰が関わる事になるのか確認していきましょう。

まずは、義理のお母様とご主人の妹様が相続人です。そして、3年前にお亡くなりになられたご主人の相続人である、ご相談者様とご子息も本来の法定相続人ではありませんが、相続権を引き継ぐことになるため協議に参加することになります。(子もしくは兄弟姉妹)義理のお父様の相続が発生した後、遺産分割や不動産の名義変更(登記申請)をせず放置し、そのまま相続人(ご主人様)が亡くなってしまい、次の相続が開始することを「数次相続」といいます。今回のケースでは、ご相談者様のご主人様が、土地の相続権があるまま亡くなられた為、ご主人様の相続人である人全員が義理のお父様の相続にも関係します。

同じような相続で、「代襲相続」もありますが、代襲相続は、被相続人より先にその相続人が亡くなっている際に起こります。その相続人が被相続人にとって子である場合、その相続人の子供(子供が既に亡くなっている場合には孫)が相続人となります。(ただし被相続人にとって直系卑属であること)この場合には配偶者に相続権はありませんので数次相続と間違わないよう注意しましょう。

上記のように、相続が発生してから何年も相続登記の手続きを放置していた状態で次の相続が起こってしまうと、不動産の相続権をもった人物が増え、手続きが複雑になってしまいます。相続登記は期限が無いため、後回しにしてしまいがちではありますが、さらに手続きが複雑になる前にご親族間で早めに話し合われた方がよいでしょう。

 

三重相続遺言サポートセンターでは専門家による無料相談を実施しています。四日市で相続に関するお困り事がある方はどうぞお気軽にお問い合わせください。四日市周辺にお住いの皆さま、相続が開始したらまずはお気軽にご相談ください。

鈴鹿の方より不動産相続のご相談

2019年06月19日

Q:不動産相続の手続きについて、何から始めたらよいかを教えてほしい。(鈴鹿)

先日、鈴鹿に一人で住んでいた母が亡くなり、初めて相続を経験しているため、相続手続きを一つひとつ確認しながら進めています。戸籍については収集が終わり相続人は把握できております。母の相続財産は、鈴鹿の実家とそこにあった少額の現金と鈴鹿にある銀行預金のみです。この銀行預金の相続手続きは自分でできそうですが、不動産である実家の相続手続きをどのようにすればよいかがよく分かりません。自分でできるような手続きであれば自分で手続きをしたいのですが、不動産相続の手続きについてのお話だけを聞きにいっても問題ありませんか?(鈴鹿)

A:不動産相続の手続きについてのご相談、お待ちしております。

この度は、三重 相続遺言サポートセンターへのお問合せありがとうございました。不動産相続の手続きについてのお話だけでもお気軽にご相談下さいませ。

不動産相続の手続きについて簡単にご説明いたしますと、遺産分割協議で決まった内容で遺産分割協議書を作成し、登記申請書とともに法務局に提出します。この登記申請書の作成は、専門的で手間のかかる作業になりますので、司法書士に依頼する方が多いのですが、もちろんご自身でお手続きすることも可能でございます。まずは不動産の状況を一緒に確認させて頂き、あわせて手続き方法をご提案いたします。

不動産登記は事案によって提出書類が増えることがあります。また、不動産がいくつか点在している、所有者が複数人いるなど、少々複雑な作業となる場合もあります。その場合には私ども三重 相続遺言サポートセンターのような相続専門の事務所をご活用下さい。

三重 相続遺言サポートセンターは、鈴鹿の方からの不動産相続のご相談も多く承っております。地元、地域密着、これを大事に日頃よりお客様のお役にたてるよう、丁寧に対応をさせて頂いております。不動産相続についてお困り事がありましたら、ぜひ当サポートセンターまで無料相談をご利用下さい。

 

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